ジブリパークはスタジオジブリの世界観を表現したテーマパークです。来園前にはジブリ作品を観ておくと、パークを120%楽しめます!
ジブリ作品もたくさんありますが、どの作品を観るべきか……それはお持ちのチケットによって異なります。
意外ですが、おさんぽ券で来園するときは「天空の城ラピュタ」の復習はいりません
この記事では「ジブリパークさんぽ券」でジブリパークに行く方が、来園前に観なおしておくべきジブリ作品5選をご紹介します。まずは一覧を置いておきましょう。
大さんぽ券orプレミアムで来園する方も、まずはこの5作品がベースになりますので観なおし一覧に入れておいてくださいね。
5つのジブリ作品がどのエリアで反映されているのかも含めて記事内でご紹介していきます!
- 名前はめいじ
- 愛知県に生息するアラフォー女子
- ジブリが大好き
- ジブリパークがあるモリコロパークには月イチペースで出没している
ネトフリ(Netfliix)でジブリ作品を観る方法|VPNを使用してジブリ映画を観る裏技
ジブリパーク(通称:ジブパ)とは
愛知県長久手市にオープンしたジブリパークは、ジブリ作品の世界観を表現したテーマパーク
広大な愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク)内にジブリパークのエリアが点在する、ちょっと変わったテーマパークです。
- 2022年11月「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」オープン
- 2023年11月「もののけの里」オープン
- 2024年3月「魔女の谷」オープン
5つのエリアのほかにチケットが不要な関連施設もたくさんあります
ジブリパークさんぽ券【通称:おさんぽ券】
ジブリパークはチケット制度がちょっと変わっています。
チケットは3種類 ※【】はこのサイトでの通称
- ジブリパークさんぽ券【おさんぽ券】
- ジブリパーク大さんぽ券【大さんぽ券】
- ジブリパーク大さんぽ券プレミアム【プレミアム】
どのチケットも当日券の販売はなく、事前にチケットを購入してから行く必要があります。
おさんぽ券は1週間前から販売開始されます
- パークの入口や各エリアでの窓口チケット販売は一切ない
- 日時指定の完全予約制
おさんぽ券以外の大さんぽ券とプレミアムは2ヶ月前の10日午後2時に一斉販売されますが、先着順ですので週末や夏休みなどの人気日はすぐに売り切れてしまうことも。
直前でもチケットが取れる裏技については別記事で紹介してますにゃ
ジブリパークのチケット情報|来園直前でも取れる究極の裏技まで紹介
おさんぽ券では建物内観覧ができないこともあり、前日でもチケットが残っていることもあります。しかし、ジブリパークのメインエリアのひとつ「ジブリの大倉庫」には入れないため、2回目以降の来園の方にオススメのチケットです。
チケット基本情報
ジブリパークのチケットは基本的に2ヶ月前の10日午後2時に販売開始ですが、唯一、販売開始が1週間前なのが「ジブリパークさんぽ券」通称:おさんぽ券です。
料金 | 平日 | 土日休 |
大人(中学生以上~) | 1,500円 | 2,000円 |
子ども(4歳~小学生) | 750円 | 1,000円 |
建物内観覧ができないので、チケットの中では一番お安い値段設定になっています。
おさんぽ券で入れるエリア・入れないエリア
おさんぽ券ではジブリの大倉庫の入場は不可です。
ジブリの大倉庫以外でも、ジブリパークの建物内観覧はできないことに要注意!
エリア名 | エリア入場 | 建物名 | 建物観覧 |
ジブリの大倉庫 | ✕ | ジブリの大倉庫 | ✕ |
青春の丘 | 〇 | 地球屋 | ✕ |
どんどこ森 | 〇 | サツキとメイの家 | ✕ |
もののけの里 | 〇 | – | – |
魔女の谷 ※再入場OK! | 〇(午前or午後入場) | オキノ邸 | ✕ |
ハウルの城 | ✕ | ||
魔女の家 | ✕ |
魔女の谷のみ、午前(開園~13時)入場か午後(13時~16時)入場かの時間指定を選択する必要があります。
魔女の谷は再入場OKですが、魔女の谷以外は再入場不可なので計画的に、効率的に回りましょう!
【となりのトトロ】来園前に観ておくべきジブリ作品1
まず観ておくべきジブリ作品1つめは「となりのトトロ」(1988年)!みんな大好きトトロが出てくる作品ですね。
昭和30年代初め頃の日本が舞台。草壁家の長女サツキと次女メイが引っ越してきたところから物語がスタートします。
ジブリパークではこの作品の名場面がいたるところで表現されているのですよ。
どんどこ森エリア
どんどこ森エリアに行くためには「となりのトトロ」は必見!
他のジブリパークエリアから少し離れているどんどこ森エリアに行くには、徒歩だと大人が歩いて20分かかります。
お天気の悪い日、お子さん連れなどだと倍以上かかると心得ましょう
時間短縮のため、体力温存のためにも園内無料バスや、APMネコバス(有料)を上手に活用しましょうね。
猫の城遊具からどんどこ森まで直行10分!予約不要のAPMネコバス乗車体験も
サツキとメイの家(建物内観覧は✕)
おさんぽ券ではサツキとメイの家の建物内観覧はできません。
しかし、サツキとメイの家がみえる展望台からはサツキとメイの家の全体像がよく見えるのでぜひ登ってみましょう。
どんどこ堂
どんどこ森エリアのもう1区画がサツキとメイの家の裏山にあります。
サツキとメイの家から100段の階段を登るわん!
階段のほかにスロープカー(どんどこ号)で登ることもできますよ
木の遊具「どんどこ堂」の見ためは大きなトトロ!
ほとんど天然素材でできていて、いろんな日本の職人さんの技術を余すことなく取り入れられた作品です。小学生以下の子どもだけが中に入ることができます。
【もののけ姫】来園前に観ておくべきジブリ作品2
ジブリパークに行く前に観ておくべきジブリ作品2つめは「もののけ姫」(1997年)!
室町時代頃の日本が舞台とされるこの作品では、少年アシタカを主人公として物語が進んでいきます。
その名のとおり「もののけの里」に行くためにぜひ観ておきたい作品です。
もののけの里エリア
作品に出てきた和風の里山的風景がイメージされているもののけの里では、もののけ姫を観ていないと、ちんぷんかんぷんかもしれません。
- 製鉄民の集落:タタラ場
- 乙事主の滑り台
- タタリ神のオブジェ
エリア訪問予定であれば必ず観ておいてください!
タタラ場
製鉄民の集落をイメージした建物:タタラ場では、愛知県の郷土料理:五平餅(ごへいもち)を炭火で焼いて食べる体験ができます。
五平餅焼き体験概要
予約 | 不要 | 受付時間 | 開園~16時まで※受付終了が早まることあり |
料金 | 1名1,200円 (餅1本+タレ1瓶) | 所要時間 | 20分 焼き体験~食べるまで (待ち時間は含まず) |
タレ | 4種 ・くるみみそ ・しょうゆ ・ナポリタン ・カレー | 対象年齢 | ・0~9歳:体験不可 ※タタラ場入場OK ・10~12歳:体験OK ※保護者同伴必須 ・13歳以上:単独体験OK |
乙事主の滑り台
乙事主(おっことぬし)をモチーフにした滑り台ももののけの里にあります。
予約不要で無料ですが、お子さんのみの体験です。乙事主のそばにスタッフさんがいるので、指示に従って楽しんでくださいね。
タタリ神のオブジェ
作中では少し怖い存在として現れるタタリ神も、地元のタイルが貼られたカラフルな姿で表現されています。
乗ることはできませんが、触れるのはOKです。
物見やぐら
「もののけ姫」で出てきたエミシの村の物見やぐらもあります。
残念ながら上がることはできませんが……
【猫の恩返し】来園前に観ておくべきジブリ作品3
ジブリパークに行く前に観ておくべきジブリ作品3つめは「猫の恩返し」(2002年)!「猫の恩返し」は「耳をすませば」の主人公:雫が書いた設定の物語です。
両作品はとても縁が深いため、ジブリパークの青春の丘エリアに行く前には両方とも観ておくのがベストです。
しかし、おさんぽ券では地球屋の建物内観覧はできませんので、どちらかを観るなら断然「猫の恩返し」でしょう。
青春の丘エリア
青春の丘エリアでは「耳をすませば」の地球屋が大きく目立ちますが、屋外エリアは「猫の恩返し」に出てくるいろいろなモチーフがメインです!
おさんぽ券では地球屋に入ることはできないので、観ておくべき作品は「耳をすませば」よりも「猫の恩返し」が優先されます。
猫の事務所
「猫の恩返し」で主人公:ハルが不思議な声に導かれてたどり着いた、人間にはちょっと小さい「猫の事務所」が青春の丘エリアに登場です。
さすがのスタジオジブリ!おもちゃではなく、きちんとした建築物を作りたいとの想いから大工さんに依頼して建物の基礎を作り、木材を組んで作られています。
人間の家の1/3サイズ。サイズ以外は全部本物と変わらない仕様だというから驚きにゃん
鈴木家の門
こちらは「耳をすませば」にすこーし出てきた鈴木さん家の門。
奥にエレベーター塔が見えるとエモいポイントです
公衆電話
この公衆電話の受話器を取ると、なんと猫とお話ができちゃう!
何パターンかあるのでぜひ何度も試してみましょう!
待っている方がいたら譲り合いましょう
バス停
バス停にはたくさんの仕掛けがあります。
バス停の行先や発車時刻、ベンチ裏の落書きまでぜーんぶ見つけちゃってください。
ベンチに座って写真を撮るのもテッパンわん
【ハウルの動く城】来園前に観ておくべきジブリ作品4
ジブリパークに行く前に観ておくべきジブリ作品4つめは「ハウルの動く城」(2004年)!
魔法も科学も存在する世界線で進むこの作品の主人公:ソフィーにまつわる建物が魔女の谷に登場します。
魔女の谷エリア
魔女の谷エリアには「オキノ邸」「魔女の家」など、たくさんの魔女にまつわる建物がありますが、おさんぽ券では建物内観覧ができません。
それでも「ハウルの動く城」に出てきた、ハウルの城、老犬ヒンのブロンズアート、カカシのカブなど、「ハウルの動く城」を観ていると楽しめる要素ががぜん増えますよ!
ハウルの城(建物内観覧は✕)
魔女の谷エリアで最も目を引くのが「ハウルの城」
ジブリパークのポスターにも出てくるくらいジブリパークのメイン建物のひとつ!
高さ20mにもなる圧巻の建物をぜひ間近で見てみてください。
ハウルの城をバックに、カカシのカブと写真を撮るのもテッパン!
ハッター帽子店(お土産屋さん)
「ハウルの動く城」の主人公:ソフィーが働くハッター帽子店が、お土産屋さんとして魔女の谷に登場しました。
お土産の内容も帽子店になぞらえた品物もありますので、ぜひ「ハウルの動く城」を観て楽しんでくださいね。
【魔女の宅急便】来園前に観ておくべきジブリ作品5
ジブリパークに行く前に観ておくべきジブリ作品5つめは「魔女の宅急便」(1989年)!
魔女のしきたりに従って1年間の修行に出る主人公:キキの成長物語です。
魔法・修行・旅・恋……胸キュンワードの多いお話です
魔女の谷エリア
「魔女の宅急便」関連の建物は「魔女の谷」に多く作られました。
おさんぽ券では建物内の見学はできませんが、「オキノ邸」は外からも見ることができます。
また、「グーチョキパン店」や「キキの部屋」「魔女の本棚」などはおさんぽ券で入場OKです!
オキノ邸(建物内観覧✕)
魔女の宅急便の主人公キキの実家です。
物語の中に出てきたときはたくさんのツタに覆われたオキノ邸。映画を観た後に、ジブリパークにあるオキノ邸を外から眺めると、テンション上がります。
個人的に好きなのはオキノ邸横にある車庫!
グーチョキパン店
魔女の宅急便の主人公キキがお部屋を借りてお手伝いもしていた、グーチョキパン店が魔女の谷にオープンしました。
実際に焼きたてパンが購入できるパン屋さん。
物語に出てきたオブジェもあるので、魔女の宅急便をおさらいしておきましょう。
キキの部屋
グーチョキパン店の裏庭から2階に上がると、キキが間借りをして黒猫ジジと暮らした部屋にお邪魔することができます!
映画の中でもたくさん出てくるお部屋の再現度高くてびっくりしますよ(撮影不可)
【おさんぽ券編】ジブパ行く前に観ておくべきジブリ作品5選まとめ
ジブリパークにおさんぽ券で行く前に観てもらいたいジブリ作品を厳選して5つご紹介しました。
ジブリパークはこれまでのテーマパークとはまったく違ったコンセプトを持つテーマパークです。絶叫系アトラクションはなく、着ぐるみキャラクターもいません。
自然と共存を目指しながらスタジオジブリの世界観を表現したたくさんの建物や作品たちを観て楽しんで、触れて感じるテーマパークです。
ジブリの世界観に入り込んで、どっぷり浸ってください。そしてたくさん写真を撮ってくださいね!
そのためにも来園前にはジブリ映画のおさらいをしておくことをオススメします!
おさらいしておくことでジブリパークがさらに楽しめること間違いなしです。
今日はここまで!
またね~
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