せっかくジブリパークに行くのならじっくり2日間で回りたい!
2泊3日で日程を組んでジブリパークをめいっぱい楽しみたい!
そう思いますよね。
何度も何度もジブリパークに通っている私も、広ーいジブリパークは2日間で回ることをめちゃくちゃオススメします!

しかし残念ながらジブリパークには「2日券」はありません
そこでこの記事では2日券のないジブリパークで2日分のチケットを取る方法から、取るべきオススメのホテル、2日間のジブリパークの回り方までを余すことなくお伝えします。
- 2日券のないジブリパークのチケットを取る方法
- ジブリパーク2日間でのモデルルート
- ジブリパークメインで2泊3日の旅プラン
ジブリパークを2日間楽しむポイント

まず大前提として、公式チケットでは「ジブリパーク2日券」はありません。
連続した2日間のチケットを購入しようと思ったら、2人体制で公式チケット販売に挑むしかないでしょう。しかし2人体制で挑んだとしても確実に取れるかどうかはわかりません。

ただでさえ争奪戦の公式サイトでは連続して2日間のチケットを購入するのは非常に難しい
ゆえにJTBのジブリパークチケット付きツアーを利用してゲットするのが1番確実で、しかも1番ラクチン。
もし公式サイトで1日分のチケットが取れているならJTBツアーでは1日分のチケットを追加すればOKですし、2日分のチケットをまとめてJTBツアーにお願いしちゃうのもアリです。

JTBは柔軟にツアーを組めることが魅力

交通(新幹線・飛行機)やホテルも一緒に取ることでかなりお値打ちになります
2日間に渡ってジブリパークを楽しむためのポイントをまとめておきました。
- チケットは大さんぽ券スタンダードとプレミアムを準備する
- 公式サイトで取れなかったら、チケットも交通も宿泊もまとめてJTBツアーを利用
- 1日目は大さんぽ券スタンダード利用でジブリの大倉庫メイン
- 1日目夜のホテルは「ホテルルートインGrand名古屋藤が丘駅前」
- 2日目は大さんぽ券プレミアム利用で魔女の谷メイン

1日目と2日目のルートは入れ替えてもOK!
ジブリパークを1日で回るのは不可能か

広大なモリコロパーク(190ha=東京ドーム約41個分!)の中に点在するジブリパークを1日で回るのは至難のワザではありますが、不可能ではありません。
しかし事前に入~念にリサーチした「ルート」と、決めた時間を死守する「強い心」と、そしてたくさん歩ける「十分な体力」が必要不可欠です。
若い世代の方や体力の自信のある方はチャレンジする価値はあるでしょう。
- 若い世代
- 健脚に自信アリの方
- 誘惑に負けず時間を切り上げる強い心を持つ方
一方で
- 酷暑の時期に行く方
- お子さん連れの方
- 体力に自信のない方
- ご両親や祖父母世代など年配の方も同行する方
には1日で回ろうとすること自体、到底オススメしません。

めいじはジブリパークに何度も行っていて、各エリア間の最短ルートも把握していますが、1日で全エリアを回るようなことはしません

体力に自信がないからにゃ!
体力に自信のある方向けに移動時間までキッチリ考慮した「ジブリパークを1日で回れるオススメルート」も公開しています。ぜひチャレンジしてみてくださいね。

もしこの記事が参考になりそうなら、ブックマーク(お気に入り)してもらえると嬉しいです!
ジブリパーク基本情報

愛知県長久手市にできたジブリパークはジブリの世界観を表したテーマパークです。
とっても広い「愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク)」内に点在する形で5つのエリアから構成されています。
場所 | 愛知県長久手市(各線名古屋駅から小1時間) |
チケット種類 | 大さんぽ券プレミアム大人7,300円~ |
大さんぽ券スタンダード 大人3,300円~ | |
各エリア券(4種類)大人1,000円~ | |
営業時間 | 平日10時~17時、土日休日9時~17時 |
定休日 | 原則火曜日 |

2025年8月には初めての夜営業(20時まで)が開催されます!
ジブリパークチケット情報


2日間で使うジブリパークのチケットの情報をまとめておきましょう。
いずれのチケットも行きたい日の「2ヶ月前の10日14時」に公式サイトBoo-Wooで販売開始されます。

例えば8月なら、1日に行きたい人も31日に行きたい人も6月10日14時に一斉先着販売スタートにゃん

争奪戦は覚悟して!
大さんぽ券スタンダード



ジブリの大倉庫、魔女の谷、もののけの里エリアに入場できるチケットです。
ジブリパークのメインエリア(ジブリの大倉庫、魔女の谷)に入場できるため、お値打ち感のあるチケットです。
大人 | 子ども(4歳~小学生) | |
平日 | 3,300円 | 1,650円 |
土・日・休日 | 3,800円 | 1,900円 |
大きな特徴は、魔女の谷エリアに入れるけれど建物観覧はできない!というところ。
ただし、当日券を購入することで観たい建物だけ入場が可能になるのが新しいですね。
エリア | エリア入場 | 建物名 | 建物観覧 |
ジブリの大倉庫 | 〇 入場時間指定ありオープン~1時間毎 | ジブリの大倉庫 | 〇 |
青春の丘 | ✕ | 地球屋 | ✕ |
どんどこ森 | ✕ | サツキとメイの家 | ✕ |
もののけの里 | 〇 | – | – |
魔女の谷 | 〇 | オキノ邸 | ✕ ※当日券購入OK大人400円 子ども200円 |
ハウルの城 | ✕ ※当日券購入OK大人1,000円子ども500円 | ||
魔女の家 | ✕ ※当日券購入OK大人400円 子ども200円 |
今回のモデルコースで大さんぽ券スタンダードを使う日はジブリの大倉庫をメインにするため、大倉庫の入場は絶対に朝イチにしましょう!
魔女の谷エリアの建物内観覧は大さんぽ券プレミアムで回るため当日券は購入せず、他のスポットを満喫します。

食事、買い物、アトラクション、写真撮影を楽しむわん
大さんぽ券プレミアム




全エリア・全建物観覧OKのまさにプレミアムなチケットです。

唯一リストバンドが配布される券のため、リストバンドもいい思い出になるにゃ
大人 | 子ども(4歳~小学生) | |
平日 | 7,300円 | 3,650円 |
土・日・休日 | 7,800円 | 3,900円 |
当然お値段もプレミアム(一番お高い)。ただ、全エリアを1日で巡るならやっぱり1番お安く回れます。
エリア | エリア入場 | 建物名 | 建物観覧 |
ジブリの大倉庫 | 〇 入場時間指定ありオープン~1時間毎 | ジブリの大倉庫 | 〇 |
青春の丘 | 〇 | 地球屋 | 〇 |
どんどこ森 | 〇 | サツキとメイの家 | 〇 |
もののけの里 | 〇 | – | – |
魔女の谷 | 〇 | オキノ邸 | 〇 |
ハウルの城 | 〇 | ||
魔女の家 | 〇 |
プレミアムでもジブリの大倉庫の入場時間を指定することになりますが、今回のモデルコースでは15時入場です。

15時から16時までに入場します。かなり遅い時間ですが、ジブリの大倉庫はスタンダード券で楽しむのでプレミアム券のときはこれで正解です。
しかも遅い時間ならでは、の貸切感をぜひとも味わってもらいたいです。詳細はジブリの大倉庫の記事でご紹介しています。
人が写りこむことのない写真が撮れる遅い時間の「ジブリの大倉庫」の様子も…「ジブリの大倉庫徹底攻略編:秘密の鏡やなりきり名場面必勝法まで」
1日目(スタンダード券)



大さんぽ券スタンダードを使ってジブリの大倉庫をメインで楽しみましょう。
魔女の谷はプレミアムで行くときの下見感覚でOKです。
朝イチ~ ジブリの大倉庫



朝イチは必ずジブリの大倉庫からスタートです。
初めての方なら4時間から5時間たっぷり楽しんでください。
なりきり名場面展ではちょっと待ち時間もあるかもしれませんが、朝イチなら待ち時間も少ない傾向です。

なおこの日に最も優先すべきは「冒険飛行団」でのお土産購入です。

「冒険飛行団」は開場から30分後にオープンします。

平日なら10時30分、休日なら9時30分オープンです

売り切れやすい琥珀糖などのお土産を購入しておきましょう。


ランチはカフェ「大陸横断飛行」でサンドイッチ、もちろん「ヲリオン座」でミニシアターも楽しんで、少し疲れたら「シベリあん」で地元牛乳で栄養補給します。
14時~ 魔女の谷

午後からはゆっくり魔女の谷を探検します。
建物内観覧はできませんが、観覧チケットがなくても入れる建物(キキの部屋など)や秘密の鏡、有料アトラクションを満喫しましょう。

「グーチョキパン屋」や「13人の魔女団」「ハッター帽子店」などでのお買い物も外せません。
プレミアムで行くための建物の配置を事前学習できるのも大きなアドバンテージですよ。
魔女の谷エリア出口では「再入場スタンプ」を押してくれます。必ず忘れずに押してもらいましょうね。
16時~ もののけの里

魔女の谷出口からもののけの里入口まではゆっくり行って10分ほど。
途中「ネコバスステーション」や「猫の城遊具」、「魔女の谷のみえる展望台」入口を横目に通りすぎます。

プレミアム券で行くときにねこバスに乗るので「ねこバスステーション」も下見しておきましょう
もののけの里はあまり大きいエリアではありません。


乙事主(おっことぬし)やタタリ神のオブジェが見ごたえありますので、写真撮影にはぴったりです。

個人的には秋~冬の薄暗くなってきた夕暮れのオブジェが神秘的でオススメなんです
小さいですが「お土産処」もあります。

ここでしか買えないお土産もチェックするにゃん
魔女の谷に戻ってもOK

もののけの里を出て少し時間があれば、魔女の谷エリアに再入場するのもひとつの手です。
17時の閉園に向けて人が少なくなったエリアを散策しましょう。

特に「廃墟通り」はその名の通り雰囲気抜群になりますよ!

ハウルの城も人が写りこみにくい時間帯になってくるのでいいアングルの写真が撮れるにゃん
季節によっては夕焼けに染まる風景、薄暗くなってきた建物群などを楽しめます。
1日目夜


1泊目夜のお宿は必ず
ホテルルートインGrand名古屋藤が丘駅にします。
ジブリパークからリニモに乗って15分の藤が丘駅から徒歩4分と抜群のロケーションです。
もともとジブリパークのある長久手市やリニモの駅がある藤が丘近郊は住宅街であるため、ホテルはあまりありませんでした。そんな折、2024年12月に待望の大手ホテルグループ「ルートインGrand名古屋藤が丘駅」が誕生したのです!
もちろんJTBツアーでも予約可能なホテルです!
ジブリパークとジブリパークの間の1泊は絶対このホテルにしてください。

藤が丘駅は学生も多い街のため賑やかですし、天然温泉に入れる日帰り温泉施設「ござらっせ」への無料送迎バスも出ています。

「ござらっせ」に行く前には割引クーポンが発行されることもあるアソビューをチェックわん

アプリのダウンロードと会員登録は無料なのであらかじめ登録しておきます

2日目(プレミアム)

大さんぽ券プレミアムを使って楽しむ1日です。
スタンダードとは違ってかなり広いエリアを移動することになりますので、歩きやすい服装で挑みましょうね。
ジブリの大倉庫の予約は15時であれば「15時~16時」の間に入場します。
AM 魔女の谷

朝イチは魔女の谷エリアからスタートです。2~3時間を目安に滞在します。

再入場可のエリアなので後から戻ってくるのもアリ
ヒンのぬいぐるみを狙いたいのなら絶対朝イチしかありません。

あまりの猛暑のためか人気のためか2025年7月2日から当面、ヒンのぬいぐるみの販売が休止されます
魔女の谷エリアの建物内観覧を中心に回りましょう。
エリア入口近くから回るなら
- 魔女の家
- ハウルの城
- オキノ邸
の順番になります。

エリア唯一のレストラン「空飛ぶオーブン」で早めにランチをすませておきます。

エリア出口で「再入場スタンプ」を押してもらうにゃ
無料バス 魔女の谷→どんどこ森

バスの待ち時間と移動時間(12分)で30分くらいを見込みましょう。
園内無料バスを使ってどんどこ森エリアへ。
E3「魔女の谷」バス停で乗って、
終点のE7「どんどこ森」バス停で降ります。

定時運行ではなく16-17分間隔で走っています

魔女の谷エリア出口から徒歩5分のところに「ネコバスステーション」があります。
行ってみてチケットがすぐ取れるならネコバスに乗るのもいいプランです。

ネコバスステーションからどんどこ森まで一直線!10分で着きます。
もしネコバスが予約いっぱいでも、無料バスの「もののけの里(あいちサトラボ)」バス停から無料バスに乗ってしまえばOK。
時間を無駄にすることもありません。

どんどこ森

1.5時間を目安に滞在するエリアです。
どんどこ森バス停を降りてエリア入口付近にあるおみやげ処「どんどこ処」。暑い時期には冷えたラムネはいかがでしょう。


イチオシのお土産は手ぬぐい!

売り切れも多い(悲)ので見つけたらぜひっ!
お手頃なあめちゃんや吹き流しなどのグッズも見逃せません。
どんどこ森エリアはとなりのトトロに出てきた「サツキとメイの家」建物内観覧と、裏山にあるどんどこ堂に会いに行きます。




少ーししんどいですが写真映えする門がお出迎えしてくれるので「登山口」から階段を登っていくのがオススメです。

どんどこ堂そばにもお土産処「どんどこ売店」があります。
少し小さめですが、熊手や根付、お守りなどちょっとユニークなお土産が多いのでぜひ覗いてみましょう。
無料バス どんどこ森→青春の丘

どんどこ森を出たら無料バスで青春の丘エリアまで移動します。

始発から終点まで20分以上乗るのでちょっとでも体力を回復しましょう。
E7「どんどこ森」バス停乗車
↓
E1「地球市民交流センター」バス停降車
青春の丘

1時間から1.5時間が滞在目安時間です。
- 毎時0分と30分に動き出す「からくり時計」は必見
- 地球屋屋内のあちこち触ってOK
- バイオリン工房は木のにおい
見どころはもちろん地球屋と猫の事務所ですが、バス停や鈴木家の門、受話器を取ることができる公衆電話など小さいながらも見どころがたくさんあるエリアです。
- 精巧に作られた事務所すべて
- バロンのイケメン具合
- 屋外にある郵便受けは開けてみる



ロータリーにあるハート♡の石垣は必ず見つけてください
15時~ 大倉庫 or 魔女の谷

青春の丘エリアからジブリの大倉庫へは徒歩で移動しましょう。10分もあれば着きますよ。
15時~16時にジブリの大倉庫入場可です。
17時の閉園に向けてどんどん人が少なくなってくるので写真は取り放題!
雑誌の撮影かのような貸切感満載の写真も取れるようになるのがこの時間入場の最大の魅力です。

お土産やカフェ、シベリあんでは売り切れ続出の時間帯です。
あるいは、
もうひとつのプランとして「魔女の谷エリア」に戻ることもアリです。回れなかった建物内観覧もこれくらいの時間からならとっても空いているでしょう。

「空飛ぶオーブン」もこの時間は並ばずに入れることも多いのです。

あなたのお気に入りは大倉庫?魔女の谷?
2日目夜

2日目のホテルをどこにするかはあなたのお好み次第。せっかく名古屋に来たのなら名古屋メシも満喫できる都心に泊まるのがオススメです。
その中でもコンセプト別にご紹介するなら
電車好きさんが大喜びなのは「名古屋プリンスホテルスカイタワー」
女子旅にオススメなのは「DELstyle名古屋納屋橋byDaiwaRoynetHotel」
アートな雰囲気が好きなら「ニッコースタイル名古屋」
ヨーロピアンスタイルのゴージャス系なら「名古屋東急ホテル」
などなど
JTBツアーでも予約できますし、それぞれ各予約サイトからも予約できます。
地元民が現地まで足を運んでオススメする1万円以下の名古屋のホテル
格安で泊まるor夜行バスで帰る方のために捧ぐ:カプセルホテルやスパ
ジブリパークを2日間で回るモデルコースまとめ

ジブリパークを2日間で回るモデルコースをご紹介しました。
1日目はジブリの大倉庫をメインに回ります。
午後からは魔女の谷エリアの建物の下見を兼ねてエリア全体の雰囲気やお土産屋さんの様子も感じてください。もののけの里もぜひ一度は行ってみてもらいたいです。
次の日に備えてホテルは藤が丘駅周辺で1泊がオススメ。
温泉に浸かってゆっくり疲れを癒すのもアリ
2日目の朝イチは魔女の谷エリアからスタート
その後は、どんどこ森→青春の丘→ジブリの大倉庫or魔女の谷とたくさんのエリアを回ることになります。
歩きやすい服装と靴で臨んでくださいね。
2日目夜のお宿はあなたや一緒に行く方たちのお好みでワクワクしながら選んでみてください。
観光地のイメージがない名古屋ですが、近年は個性的なホテルも多く誕生しています。
2日間のジブリパーク旅が楽しくなるように心を込めて考えたこのプランが、少しでもあなたのお役に立ちますように願っています。
今日はここまで!
またね~
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